旧暦のひな祭りをする地域は?津山市第24回『雛めぐり』開催期間

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お雛祭りは3月3日と知られていますね。

でも自分たちの地域では4月3日がひな祭りです。

旧暦の3月3日をお雛まつりとする地域は全国にいくつかあるそうです。

岡山県津山市は旧暦のひな祭りをする地域で、3月3日のひな祭りからさらに1ヵ月お雛様を楽しむことができます

現在も津山市内鶴山公園を中心に城西、城東地区は『雛めぐり』の開催中です。

花が咲く時期に華やかなお雛様が見られますよ。3月3日に片付けてしまうなんてホント勿体ないです。

第24回 津山城下町 『雛めぐり』に行ってきました。

4月3日(日)まで開催され、鶴山公園での『津山さくらまつり』と重なっている期間もあるので 是非たくさん並んだお雛様をめぐりに行ってほしいです。

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目次

旧暦のひな祭り

お雛様

城西浪漫館のお雛様

旧暦と新暦が切り替わったのが明治に入ってからです。

それまではひな祭りを旧暦の3月3日に行われていましたが

明治からは新暦の3月3日にひな祭りをするようになったということです。

新暦が使われるようになって新暦の3月3日にお雛祭りをする地域と 旧暦でお雛祭りをする地域、ひな祭りの日にちに違いができるようになりました。

「月遅れのお雛様」とも呼ばれます。

旧暦の3月3日は現在の新暦の日にちでは毎年異なるので、ややこしくなるために1ヵ月遅れの4月3日に行うことが多いです。

旧暦でお雛祭りをしている地域

手作りお雛様

作州絣のひな人形

北陸や東北の寒冷地の地域に多いようです。

  • 長野県松本市
  • 山梨県山中湖村
  • 愛媛県
  • 岡山県では津山市、備中たかはし、岡山市足守、真庭市、井原市など各地で2月の終わりから4月3日までお雛様を飾ってお祝いしています。

⚫ちなみに七夕も1ヵ月遅れの8月7日です。

新暦と旧暦のちがいについてもっと知りたい方は

日本文化研究ブログ

岡山県のひな祭り

お雛様

城西浪漫館のお雛様

岡山県では各地でお雛祭りは旧暦に合わせた4月3日としているところが多いです。

岡山県内のお雛様のイベントは4月3日までが多く

4月3日でさっと片付け、入れ代わりに5月人形がかざられるという流れです。

岡山県のひな祭りイベントと開催期間

※太字は津山市のお雛祭りイベントです。

  • なかつい雛の文化まつり(2022年3月26日~2022年3月27日)
  • 湯郷温泉お雛祭り(2022年3月19日~3月27日)
  • 陣屋町足守町並み雛めぐり(2022年2月5日~2022年3月26日)
  • 城東むかし町家土雛展(2022年3月3日~2022年4月3日)
  • はなとりの「雛祭り」(2022年2月8日~2022年4月3日)
  • 津山城下町雛めぐり(2022年3月3日~2022年4月3日)
  • 野崎家のお雛様展(2022年2月2日~2022年4月3日)
  • 勝山保存地区の雛まつり(2022年は中止)

詳しい情報は山陽新聞さんデジサイト

ろーら
ろーら

手作りのお雛様や、旧家に伝わる伝統のあるお雛様を見ることができますよ。

旧暦のひな祭りのいいところ

お雛様

雛まつりを『桃の節句』といわれますよね。

桃の花の開花時期は3月下旬から4月上旬ということです。

旧暦の3月3日のお雛様なら 月遅れで飾っているので桃の花の咲く時期に

お雛様を愛でることができます。

お雛祭りのイベントもポカポカ暖かくなってめぐるお雛様は

気持ちも暖かくなるようです。

お雛様を出していられる時期が長い

3月3日が過ぎると早く片付けないと・・・・と昔から言い伝えられているせいか

すぐに片付けられてしまうお雛様。

旧暦の4月3日までゆっくりとお雛様を飾っておけるのです。

可愛い、華やかなおひなさまを一年に一回しか出さないのにすぐ片付けるのは寂しいですよね。

津山市のお雛祭り開催中

お雛様

ソシオ一番街のひな人形

地元津山は4月3日まで

『第24回 津山城下町 雛めぐり』を開催しています。

城西地区から商店街、キモノの江川さんまでの往復で約2時間くらいですが

雛めぐりを半分は制覇しました。

マップ

雛めぐりマップ

城西地区 『津山まちの駅城西』の駐車場に車を止めていとこのTちゃんと散策スタート

少し西に戻り、『作州絣工芸館』絣の生地で作られたお雛様が可愛い。

お雛様

作州絣民芸館のお雛様

絣の機を織るまでの工程を詳しく教えてもらいました。

まちの駅城西浪漫館 榕庵珈琲を飲むことができます。

まちの駅城西浪漫館

まちの駅城西浪漫館

城西浪漫館

昔の病院後をギャラリーにしてあるのですが、昔のままの状態を残してあるので

階段、窓ガラス、病室の暖炉など、貴重な建物に靴のまま入らせてもらっていいんですか?という感じでした。

お雛様

城西浪漫館のお雛様

どうぞ2階に展示していますから上がっていってください。と親切に案内をいただきました。

ほんとに見たことのないような御殿のお雛様

浪漫館を後にしばらく歩いて商店街へ

ソシオ一番街郵便局にも、B’zのギャラリーにも、ブティックのウインドウにもお雛様が飾ってあります。

お雛様

郵便局のお雛様

お雛様

まちなか博物館のお雛様

商店街は半分くらいがシャッターを下ろした状態で寂しいですが

お雛様が出迎えてくれているようで

皆、出歩くのも控えてるのかな・・・お雛めぐりに出かけて欲しいな・・・

商店街に活気が戻ってきて欲しいな・・・と感じました。

商店街

一番街方面に歩くと

昔、凄いお雛様を飾ってあったんよ。という万年筆のお店

お店の中の店主さんは多分90歳近いかな?うちのお父さんくらいだわとTちゃんがいっているので

「今年はよう出さなんだんです。」と言われていました。

本当に寂しいことです。

お雛様

もみじやさんのお雛様

もみじやさんのお雛様は男の子のためのお雛様

今回びっくりしたのが

男の子のためのおひな飾りがあったということ!

よく見ると中央にお内裏様?一人だけです。

もう少し先に行くと雛展示場

とっても華やかで豪華で素晴らしかったです。

お店のそれぞれの展示されているお雛様を全部は写真に残すことはできなかったですが、

ディスプレイをそれぞれに考えて 添えられているお花がとってもステキで見応えがあります。

商店街から昭和レトロ感が漂う両側にバー、が並ぶ細い路地を抜けて

最後に寄らせて頂いたのが

キモノの江川さん『真多呂人形展』着物屋さんの店内、町家の中庭のあるおうちの中にお邪魔してキモノの江川さんの叔母さんになる方が作られた木目込み人形のお雛様をみせてもらいました。

お雛様

キモノ江川のお雛様

お雛様

木目込人形のお雛様

キモノの江川さんのお家の中に入らせていただきました。

木目込人形は歌舞伎、能の舞台、など見ごたえがあるものばかり

木目込人形

キモノ江川さんの木目込み人形

貴重なお人形を拝見させていただき、大事に守って行くことの大切さを知りました。

最後は

アルネまで戻り お手洗いを借りて

調度今日から開催されていた

岡山県北の縫製工場で作られる職人さんの合同展でしばらくお話を聞いたり、商品を見たり・・・

車を止めた『津山まちの駅城西』まできた道をはずしながら歩いて戻りました。

天神さま

まちの駅のどろ天神

高校時代は商店街のあちこちのお店に寄って遊んで帰ったものです。懐かしい気持ちで、心はタイムスリップです。

また、歩いて城西地区を巡ることはあまりないので

まるで、知らない土地に旅行に来たかのような新鮮な気持ちにもなりました。

津山城下町雛めぐりはまだ半分巡っただけですが、大満足なぶらり旅になりました。

お雛様を片付けるのは?

お雛様

ソシオ一番街のお雛様

暖かくなる頃まで飾られていたお雛様は

4月3日のお雛様が終わると片付けられます。

また、1年箱の中ですね^^

 

ろーら
ろーら

お雛様を出したり片付けたりはけっこう大変なので出すのが億劫になってしまいませんか?

ズボラな私は今年は出さず仕舞いになりました。

でもたくさんのお雛様をめぐることができて本当に良かったです。

 

旧暦のひな祭り岡山県津山市!第24回『雛めぐり』開催中、期間は?まとめ

お雛様

ソシオ一番街の雛展示場

旧暦の雛まつりで

岡山県津山市では第24回『雛めぐり』を開催しています。

開催期間は3月3日~4月3日まで

2022年の津山さくらまつりが3月26日から開催なので

お雛様と桜が同時に見ることができる贅沢なイベントです。

旧暦のお雛祭りに合わせて開催されている雛めぐり

ろーら
ろーら

全部回ろうと思うと1日がかりですが、とってもおすすめします。スニーカーやウォーキングシューズでお出かけください。

案内マップなどくわしい情報は『津山城下町雛めぐり』のサイトでどうぞ

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